虎最下位で金本非難ばかり…無責任フロントにも疑問の声
さらに、貧打の責任を負うべき片岡篤史一軍打撃コーチ(49)を二軍監督に配置転換するプランがあるというから、「フロントは監督やコーチの仕事をどう考えているのか!」とOBが声を荒らげるのももっともだ。このOBが続ける。
「助っ人のロサリオ、ナバーロは戦力にならず、打線は福留(41)、糸井(37)といったベテラン頼み。しかも、年が年だけに気を使い、休ませながら起用している。この3年間は打順を固定できず、40歳前後のベテランが今も中軸を打っている。救援陣も球児(38)、能見(39)は40歳に手が届く高齢者。実際、糸井と球児は故障で戦列を離れている。主力がフル稼働できない年齢のチームなんて阪神ぐらいだろ。年齢構成のバランスなんてまったく考えていないのではないか」
■背広組の失態をあげればキリなし
巨人は今季、高卒4年目の岡本が開花。この日も2打席連続アーチを放ち、打率.309(9日現在リーグ11位)、33本塁打(6位)、100打点(2位)は、1年目の4番としては立派だ。
一方の阪神は、昨年チーム最多の20本塁打をマークした高卒8年目の中谷がサッパリ(75試合=打率.228、4本塁打、24打点)。