本人は意気込むが…貴乃花は「相撲教室」で生活できるのか
貴乃花は引退直後から「子供たちに相撲を教えたい」と話している。27日に生出演した情報番組「スッキリ」(日本テレビ系列)でも、「全国を回って、(相撲の)触れ合い道場のようなことをしたい」と、今後の希望を語っていた。
だが、それで食っていくことはできるのか。相撲協会を9月に退職した貴乃花は、いわゆる無職。まだ学生の娘2人の学費もバカにはならないし、住居としている都内の旧貴乃花部屋の家賃は月50万円とも60万円ともいわれている。いくら相撲協会から退職金と功労金、合わせて約4000万円の大金をもらうとはいえ、定期的な収入は不可欠だ。
政界進出は本人が否定。芸能活動にも乗り気ではなく、そもそも現場からは「口下手なので使い物になるかどうか」と、疑問の声が上がっている。となれば、それこそ「相撲教室」を仕事にするしかないのではないか?
相撲クラブや相撲道場など、子供に相撲を教える団体は日本各地にある。大関豪栄道は大阪、遠藤は金沢の相撲道場出身だ。貴乃花ほどの知名度と実績があれば、生徒は集まるはずだ。