青学大率いる原監督に聞く 箱根5連覇への重圧と指導者論
2019年1月2、3日の第95回箱根駅伝の焦点は「青学大5連覇なるか?」「史上初の2度目の3冠(出雲、全日本大学、箱根)なるか?」である。最強軍団といわれる青学大を率いる原晋監督(51)が今、どんな思いで年明けの箱根駅伝に立ち向かおうとしているのか? 話を聞いた。
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――箱根駅伝用に○○大作戦と毎回ネーミングしてきた原監督。今回は「ゴーゴー(55)大作戦」と名付けた。その意味合いを原監督はこう説明する。
「青学大陸上部を率いるようになって<15>年目を迎え、<95>回目の箱根駅伝で<5>連覇を狙います。ライバルはゼッケン<5>の東海大さんです。青学大は青山キャンパスだけではなく、平成<15>年に相模原キャンパスが開設されて地球社会共生学部、社会情報学部、理工学部が置かれており、所在地は(相模原市)淵野辺<5>丁目です。
そして! 熱き思いで箱根を走るに当たって<郷>ひろみさんじゃありませんが(ヒット曲の『ゴールドフィンガー99』のサビの部分)アチチ! アチ! と歌いながら、メラメラと燃えたぎる気持ちを表現したいと思いました。<5>を持ち寄り、ゴーゴー大作戦と名付けたわけです」