青学大率いる原監督に聞く 箱根5連覇への重圧と指導者論
今回のエントリーメンバーの5000メートル、1万メートル、ハーフマラソンのタイム、夏合宿や直前練習の消化率といったデータを見ると〈過去最高の状態に仕上がっている〉と言っていいでしょう。青学大で実践してきた〈選手個々の能力を引き出す〉ための指導法である〈青山メソッド〉〈原メソッド〉の申し子が、箱根優勝という完成形を披露してくれると信じています」
■地球社会共生学部教授に就任へ
――原監督の話題として「高校野球の監督に興味がある」というコメントが報じられました。いつか甲子園で采配を振る姿が見られますか?
「いやいや、来春から青学大の地球社会共生学部の教授に就任することが決まっています。大学スポーツのあり方、スポーツビジネスの将来像、2020年東京五輪に大学生がどう関わればいいのか? といったことを学生に伝えたいと思っています。絶対に、高校野球の指導者になることはありません。そのことはゲンダイに、ちゃんと書いておいてくださいね(笑い)」
(聞き手=絹見誠司/日刊ゲンダイ)