遠のく錦織GS制覇…稚拙なチームとマネジメントに疑問の声

公開日: 更新日:

 そしてこう続ける。

「今大会を見てもチチパス(20)、ティアフォー(21)、メドベージェフ(22)といった若手がのしてきた。29歳になった錦織がすべてのグランドスラムを狙うことなどできない。得意とする全豪、あるいは全米に照準を絞った心身のマネジメントを組み立てる必要があります。錦織のテニスは着実に進歩しているし、精神力は相変わらず大したものです。けれども他の選手も進歩している世界では、マネジメントがカギを握る。錦織はコマーシャルで30億、40億と稼ぐより、グランドスラムで頂点に立ちたいと思っている。マネジメント会社はクライアントのために最大の努力をすべきで、今回の敗戦は脆弱なマネジメントにも責任があると思う」

 錦織がグランドスラムで壁を破れない大きな原因は、本人よりむしろ周囲にあるというのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動