アジア杯V逸で痛感した 森保ジャパンの決定的な「弱点」
確かに現時点での日本のFW陣で、大迫だけが抜きんでている。今アジア杯にはFW北川、FW武藤が大迫の代役としてプレーしたが、大会後に攻守のつなぎ役であるボランチのMF紫崎の「(大迫は)他のFWとちょっとレベルが違う」というコメントが報じられた。FWの北川と武藤には非常に耳の痛いコメントだが、これを否定できる代表選手はいないだろう。
しかしながら、そもそも大迫というのは、どれだけ凄い選手なのか?
独ブンデスリーガのブレーメンでプレーしているが、毎シーズン10点以上のゴールを決めているFWでもないし、毎オフにブンデスリーガの上位クラブや英プレミアリーグ、スペインリーグの有名クラブから興味を持たれているワケでもない。
今の日本代表は「大迫がいるから大丈夫」ではなくて「抜きんでているFWが大迫しかいない」であることを憂うべき。
最低でも「大迫レベルのFWが3、4人ほどいて互いに切磋琢磨しながら、代表主軸1トップを争う」状況になってほしい。切にそう思う。