巨人目玉助っ人ビヤヌエバに早くも囁かれる“不良債権”の声
一応、安打は出ている。何が不満なのか。
「宮崎1次キャンプの紅白戦から出場しているマジメさは評価の対象だけど、安打は出ても本塁打などの長打がなかなか出ない。原監督は4番岡本の後の5番を重要視している。当初はビヤヌエバにこのポストを任せる考えもあったが、実戦に入り、4番岡本の場合、5番は元本塁打王のゲレーロ。ビヤヌエバは6番に入っている。岡本が欠場しても、打順はゲレーロの後。これは原監督がゲレーロの打撃を評価している証拠です」(前出の関係者)
原監督が自信を持って「守備力で取った」と言う、その内野守備のメッキがはがれつつある。昨季、対左投手は打率.336、14発と得意なのに対し、対右投手は.189、6発。得手不得手がはっきりしている。年俸2億円を超える助っ人が、コツコツタイプの一塁手では割に合わないと思われても仕方がない。
ゲレーロらとの「4」の一軍外国人枠争いでも、必ずしも安泰な立場ではなくなってきた。