相撲協会は歓迎も…トランプ観戦に“わがまま伝統破壊”不安
周囲から隔離され、警備もしやすい2階の貴賓席は、土俵が遠いという欠点がある。一方、マス席は大相撲の熱気と迫力を肌で感じられるが、四方から丸見えで警備が困難という問題がある。
「もう1点がトランプ大統領のわがままです。女人禁制の土俵に突然メラニア夫人を上げてしまわないか。外務省は『その点は先方にもしっかり言っておくので大丈夫です』と、協会に説明しているそうですが、相手は衝動的な大統領。外務省の保証なんて、何のアテにもならない。トランプ大統領はトランプ杯だか何だかを土俵上で直接、優勝力士に授与したいというんでしょ? その時、盛り上がって夫人まで土俵に呼ぶようなら、誰が止められるのか……」(前出の親方)
■“愛犬”の存在
安倍首相は海外メディアから「トランプの愛犬」と揶揄されている。もし、“ご主人”が「女房と一緒に土俵に上がるくらい、いいじゃないか」と言い出したら、止めるどころか協会の八角理事長に「今回だけ例外ということで」なんてゴリ押しするかもしれない。
トランプ大統領とその“愛犬”が騒動を起こさなければいいが……。