米国人なら誰でも知っているウッズとトランプの“蜜月関係”
ゴルフ関係者の多くはウッズがトランプ氏の「ビジネスパートナー」とみているのだ。
大統領は米国でファンが多いウッズ人気にあやかりたいという意図もあるのだろう。
一方のウッズは、いくらトランプ氏が批判を浴びようと、「大統領が誰であろうと、(みんなが選んだ)その職と地位に対しては敬意を払わなければならない」と、いつも擁護している。ウッズのコース設計は1コース10億円で請け負っているともっぱら。
セックススキャンダルや故障によって、長期ツアーを離脱した時期に、スポンサーも減り、コース設計の仕事も立ち消えになった。ウッズにとってトランプ氏は救いの手を差し伸べてくれ、金儲けができる大切なクライアントとも言える。
■「受賞すべきではなかった」の批判
そして今回の自由勲章の授与にニューヨーク・タイムズは、「こんなことは考えられない」という大学教授のコメントを載せているし、ある民主党議員からは、「トランプは彼の相棒に賞を与えた。タイガーの前に、自由勲章をもらうべき人間がいくらでもいる」という辛辣な指摘も飛び出ている。