巨人菅野の深刻一発病なぜ? 本人や相手打者ら8人に総直撃
菅野は16年に初勝利を挙げるまで、神宮が「鬼門」といわれてきた。昨季はクライマックスシリーズでノーヒットノーランを達成するなど克服したとみられたが、レギュラーシーズンの神宮での登板は1試合ながら、球場別ワーストとなる防御率6・00。今季も同18・90と苦手がぶり返しているとすれば、今後の不安要素は増す。
巨人を担当するヤクルトの西沢スコアラーは「コントロールは相変わらずいいイメージ。うちが打った時は、序盤に打たれ過ぎて少しガックリ来ていたというのも(被弾した)原因なんじゃないか」と精神面の異変を原因に挙げた。
■筒香は「何であの菅野さんが…」
4月5日に一発を放ったDeNAの筒香の見方はこうだ。
「菅野さんは全部の球がすごく強いですし、変化球も緩くない。遅い変化球でも他の投手に比べて重さ、強さを感じるんですよね。(被弾が多いという)ニュースは目にするんですけど、僕の中では考えられないというか、何であの菅野さんがという感覚。僕が対戦した感覚では考えられない。そんなにホームラン打たれているんだと。(投球を)見て、これだったら打たれるなという球がないので『調子が悪い』と言われる意味が分からない」