日ハム清宮“悪球打ち”4戦連続打点でも…打撃コーチは超辛口
漫画「ドカベン」の岩鬼を彷彿させる悪球打ちだった。
日本ハムの清宮幸太郎(20)が「7番・DH」で先発出場した28日のロッテ戦で4試合連続となる打点をマーク。0―3で迎えた四回1死二、三塁の好機でロッテ先発の涌井が投じた外角高めのボール球を叩くと、打球は右中間を真っ二つに割った。清宮のこの2点適時二塁打をきっかけにチームは逆転勝利。涌井のウエストボールを伸び上がるようにして強引にスイングした一打を「うまくバットをかぶせられたと思います」と振り返った清宮は、試合後のお立ち台では「(25日の誕生日で)二十歳になりましたが、やることは変わらない。チームに貢献するだけです」と終始、笑顔が絶えなかった。
3月のオープン戦で右手首(有鉤骨)を骨折して手術。24日の西武戦から復帰し、打率はまだ.
250と低空飛行を続けているものの、出場全試合で打点を挙げている。飛躍の2年目に向け視界良好かと思いきや、周囲の目はまだ厳しい。
金子打撃チーフ兼作戦コーチがこう言うのだ。