最大4年15億円 DeNA筒香にドジャースとDバックスが熱視線
■4年15億円
筒香がメジャー挑戦を表明した場合、どんな評価をされるのか。メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏はこう解説する。
「日本人野手は投手と比べて成功例が少なく、高い評価を得づらい。ただ、ニーズがないわけではない。若返りを図り、年俸を削減しているチームは、若手が育つまでの『つなぎ役』が欲しい。打率・270、20本塁打、出塁率・340、OPS(長打率+出塁率)・850前後の成績が期待できる選手です。条件は2年700万ドル(約7・6億円)程度とみられるが、筒香の今季の成績及び、各球団の状況によっては、15年オフにツインズが朴炳鎬を獲得した4年1200万ドル(約15億円=当時レート)程度の条件を出す球団もあるかもしれません」
では、獲得する球団はどこか。友成氏が続ける。
「ドジャースは内外野ともに選手層が厚く、若返りを図るDバックスの方がまだ可能性はあるでしょう。指名打者制のあるア・リーグ球団の関心が高いのではないか。中でも貧打に苦しむインディアンスは外野の選手層が薄い上に、20本塁打が期待できる選手は3人は欲しいところです」
移籍の機運は高まりつつある。