大谷に続くか…マッケイ育てたレイズの二刀流育成システム
「レイズは総年俸が全体29位ながら昨季は90勝し、今季もワイルドカード争いでトップに立つ。『オープナー』を全球団に先駆けて導入するなど、データ活用術はメジャー屈指。これを育成にも生かしている。新人年、A-での2カ月間、全投球イニングを30回に制限した上で、大学時代と同じ調整をさせ、その際に得られたデータを基に昨季の練習プランを練った。例えば投手として日曜に先発する場合、翌月曜は午前に投手としての調整をし、午後は野手として試合に出場。水曜、金曜も午前にブルペン入りするなど投手練習をした後に、午後に野手として試合に出るといった具合です」
マッケイは朝から晩まで野球漬け。ナイターが長引けば、就寝が深夜になることもあるというが、プロ3年目に駆け足でメジャーデビューできたのは、レイズの育成システムが奏功したからだろう。