ソラーテ造反もさもあらん…阪神「選手軽視」の悪しき伝統
悪しき伝統も受け継がれるということか。
阪神の助っ人ソラーテ(32)が6日からの一軍昇格を拒否。9日に契約を解除され帰国した。
無論昇格を拒否したソラーテは言語道断だが、前代未聞の今回の造反劇について、あるOBは、「ソラーテの気持ちもわからないではない」とこう続ける。
■便利屋扱い
「ソラーテは二軍落ちしたときから不満を持っていた。不慣れな遊撃の他に、二塁、外野、一塁と、便利屋のように守備位置をコロコロ替えられ、ちょっと不振になると二軍落ち。サッパリ打てない鳥谷が二軍に落ちないのに、バリバリのメジャーリーガーだったオレがなぜ? という思いだったのではないか。それでも鳴尾浜では腐らずにプレーしており、3日のオリックス戦ではホームランも打っていた。5日に再昇格が決まって、6日に広島入りした時点ではやる気があった。そこで矢野監督から、今後はレギュラーを確約できないようなことを言われて、キレてしまったようだ」