腰痛で3度目抹消…“勤続疲労”G菅野の不安はむしろ精神面
メジャーに詳しいスポーツライターの友成那智氏は、「17年に2年17億円で巨人からカージナルスに移籍したマイコラスは、ちょうどいまの菅野と同じ29歳でした。ただ、マイコラスはその年、防御率が2・25と秀逸でした。そこへいくと菅野は3・89ですからね」と、こう続ける。
「今年の防御率が2・50程度なら2年15億円程度が見込めましたけど、日本のプロ野球界で4点に近いというのはヒド過ぎます。メジャーは来季からベンチ入りメンバーが増え、先発も必要になる。各球団とも先発の5、6番手を探すでしょうが、需要があることを加味しても1年4億4000万~5億5000万円程度でしょうか。5、6番目の先発かロングリリーフのできるスイングマンとしての評価です」
一時は「メジャーへ行けば年俸20億円」とすら言われた評価は急落。今季年俸は6億5000万円だから、メジャー挑戦によって実入りは減りそうなのだ。
■昨年以上の動きを期待
菅野は今回が腰痛による3度目の登録抹消になる。