世界陸上20km競歩 山西利和が金メダルで東京五輪代表に
陸上の世界選手権第8日は4日、ドーハで行われ、現地の深夜から5日未明にかけての男子20キロ競歩で、山西利和が金メダルを獲得した。
山西は京都・堀川高から現役で京大に合格した異例の経歴の持ち主。
この種目で日本選手の表彰台は初めて。山西は日本陸連が定めた選考基準を満たし、来年の東京五輪代表に決まった。今大会では男子50キロ競歩の鈴木雄介に続く2つ目の金メダル獲得だ。山西はゴール後、「世界一というのがゴールではない。この先がある」と語った。
一方、男子400メートルリレー予選では、小池祐貴、白石黄良々、桐生祥秀、サニブラウン・ハキームの日本は37秒78で南アフリカに次ぐ2組2着となり、5日夜(日本時間6日未明)の決勝に進出した。全体3番目のタイムだった。