SNS警戒で外食禁止 ロッテ佐々木朗希“禁欲キャンプ”の全貌
石垣島ではつい先日、人気歌手が酒に酔って女性とトラブルを起こして話題になった。石垣島の歓楽街である美崎町でその一件を知らない地元民はいない。「金の卵」を守るためには痛し痒しの部分はあるが、何かと比較される同じ岩手出身の大谷翔平(現エンゼルス)も日本ハム時代、球団が野球に専念させるため、外出に制限を設けた。それが二刀流でのメジャー挑戦の礎になったともいえる。
■体重は90キロに
そんな禁欲生活を送る佐々木は、プロのトレーニングと充実した宿舎の食事のおかげもあり、パワーアップしつつある。浦和での自主トレ中に88キロだった体重は、90キロに到達。個人的に目標体重が設定されているわけではないが、菊地トレーニングコーチは「筋量が増えたということでしょう」と言う。
宿舎の食事のメニューは豊富で、選手の評判も上々だ。栄養バランスが考慮され、飽きがこないようにメニューもローテーションをつくって工夫されているという。夕食ともなると、サラダやフルーツはもちろん、肉や野菜、魚を使った焼き物、煮物、揚げ物など約40種類のおかずがバイキング形式で並ぶ。焼きサバや豆腐、もずくといったヘルシーメニューがあれば、シェフ自ら鉄板でステーキを焼いてくれるコーナーもあるそうだ。