タイサッカー界にニッポンムーブメント 日本人監督対決も
販売開始から4年。やっとタイでも少しずつ認知され始めた、とはスタッフ談。年間を通して温暖なタイ。タイ人もアイスキャンディーが大好きなのである。
ブースの前で“FREE”と書かれた看板を持ち、可愛い瞳で微笑んでくれたタイガールを見て、“何がFREE”なのか? 下品な想像をしてしまったことに恥ずかしさを憶えたが、とにもかくにも到着早々に感じた“日本”であった。
ふたつ目のガリガリ君を食べ歩きしていたところを、白人家族に呼び止められた。筆者を見て、すぐに日本人だと分かったからだという。
「俺はイングランド・シェフィールド出身、仕事の関係でタイへ来て3年目。近所に住んでいる縁でサムットプラカーンシティを応援しているんだ。前線のふたりが移籍してしまったことが心配だけどね。昨年のムラヤマ(村山哲也/前サムットプラカーン監督)は良かったが、新しい日本人監督にも期待しているよ」
どこから来たのか聞かれ、東京からやって来たことを告げると、今度は好きなクラブはあるのかと聞き返される。