元大関・高安が救急搬送 力士生命を脅かす左足のバクダン

公開日: 更新日:

 力士生命の危機かもしれない。

 11日、元大関の高安(30)が鶴竜戦で負傷。突き落としで土俵に落ちると、腹這いのまましばらく立ち上がれず、左足を押さえて苦悶に顔をゆがめた。

 取組後は車イスで医務室に直行。そのまま病院に救急搬送された。

 高安は突き落としを粘ってこらえようとした際、一瞬、前屈運動のように左手のひらと左足が同時に土についた。左足が思い切り伸びていたのだ。

 高安は左足にバクダンを抱えている。2015年9月場所、逸ノ城戦で左下腿筋を挫傷し、同時に足首の関節靱帯も損傷した。そのバクダンが爆発となれば、相撲人生にも影響しかねない。高安は右足にも古傷があるので、今後も連鎖的なケガの恐れがある。

 兄弟子の元横綱稀勢の里(現荒磯親方)のように、ケガに泣かされるのか。

【写真ギャラリー】無観客開催 大相撲三月場所4日目
【写真特集】無観客で開催 大相撲春場所

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…