相撲協会が抗体検査実施も…稽古と予防で板挟みのジレンマ
ただ、いくら予防に注意を払っても、いつ誰が感染してもおかしくないのが新型コロナの怖さでもある。勝武士が亡くなり、親方と関取も感染した高田川部屋のように、ひとりでも感染者が出たらクラスター化しかねない。実戦に近い稽古を再開すれば、なおさらだ。
感染予防は大事だが、そうは言っても本場所に向けての調整もしなければならないというジレンマ。力士たちは相反する課題を抱えながら、7月場所開催に向けた調整を強いられることになる。