コロナ入院から復帰即適時打…巨人坂本の危険な見切り発車

公開日: 更新日:

 そうなると、怖いのはケガである。球団は「入院中も実戦に復帰できる準備は十分にしていたと聞いている」としていたが、10日間の入院期間中、病室でできることといえば、せいぜい筋トレ程度。なまった状態で過密日程に臨まないといけないのだ。

「坂本も31歳。昨年も下半身のコンディション不良を抱え、途中交代をしながら出場を続けていた。もともと腰だって良くない。だから坂本も『これからはケガをしない体づくり、食事も考えないと』と漏らすようになった。一人暮らしが長く、若い頃はジャンクフードなど、好きなものを好きなだけ食べていたのに、大きな変化です。年々成績は上がっているのに、反比例して故障が増えていることに危機感を持っているからです」(前出のチーム関係者)

 ぶっつけ本番の過密日程は、今の坂本にはきつ過ぎる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…