渋野日向子が71位でまさかの予選落ち 肉体改造が裏目に?

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 コロナ禍で試合ができず、オフが長期になったことで、渋野はアプローチやウエートトレーニングに時間を割くことができたと言っていた。確かに上半身はひと回りサイズアップしたものの、多くのプロゴルファーを指導した経験を持つフィジカルトレーナーの平山昌弘氏が言う。

「この1試合だけでは判断できませんが、プロゴルファーにとってウエートトレーニングはマイナスになるケースが少なくありません。筋力がつくことによってパワーがアップする半面、感覚が鈍るのです。アプローチで言えばタッチが合わなくなる。パワーだけつけても体のトータルバランスが崩れたら、自然相手のゴルファーはスコアメークに苦しみます。もうひとつ言えば、今回予選落ちしても試合が続けば気持ちを切り替えることができるが、女子プロは7月の4試合は中止が決まっている。その点も気になります」

 ホールアウト後、渋野は「このオフにやってきたことがすべて意味のないことなのかなと思うほどの内容でした。たくさん練習をしていても、試合でできなければ意味がないと痛感した」と言った。

 意味がないどころか、マイナスに出る可能性もある。ガンガン攻めて、ボコボコ沈めるシブコは帰ってくるか。

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