リリーフが打たれて逆転負けしたのが2試合、3本の本塁打を浴びて負けた試合も大城がマスクをかぶっていた。スタメンで唯一勝った試合にしても、エースの菅野を5失点と炎上させた後、打線が援護した。捕手として褒められたものではないというのが首脳陣の評価です。もちろん、全てが捕手の責任ではないにせよ、勝利に導く炭谷株が急上昇して、大城株が下がっていくのは、実は原監督にとって喜ばしいことではないのです」
DeNAとの首位攻防戦を2勝1敗と勝ち越し、その差を1・5ゲームと広げた巨人。早くも独走気配が漂い始めたが、小林を含めた「正捕手問題」は、しばらく解決しそうにない。