LINE活用で若年層の集客強化 湯田カントリー倶楽部の試み

湯田カントリー倶楽部（山口）

湯田カントリー倶楽部（提供写真）

　日本中が怯えた新型コロナ感染拡大に政府が緊急事態を宣言してから、はや６カ月が経つ。いまだコロナ感染は収束しておらず、ベストシーズンを迎えても感染リスクの高い高齢者はラウンド回数が減っている。さらに大型コンペのキャンセルが相次ぎ、どのゴルフ場も集客に苦戦を強いられている。

　すいている平日対策に乗り出したのが湯田カントリー倶楽部（山口市）だ。ＬＩＮＥでお友達登録すれば平日３９００円でプレーできるプラン（食事付き・１０月末まで）を打ち出した。

「来場者を土・日曜日に集中させるのではなく、平日にも来ていただくことによって密を避けることができると考え、平日の特別プランを考えました。ＬＩＮＥやフェイスブックでの告知をメインに行っており、お友達登録すれば、今後もお得なプラン内容などをお伝えしていく予定です。１月からスタートしたＬＩＮＥ登録者数は１５９７人になり、その効果もあり先月の入場者数は昨年対比１００％を達成することができました」（梅林威男支配人）

　通常料金でも平日５７００～５９００円（税込み・食事付き）と安いのだが、ＬＩＮＥを利用すればさらにお得感が増した。