松井への死球でナインから「そんなに嫌い?」と冷やかされ
と、ニヤニヤしながら聞いてくる選手がいたくらい。
「いやいや、先日も一緒にメシを食いに行ったばかり! 同い年の友達だよ、友達!」
と、僕も笑いながら返しましたが、ヤンキースはこの年、松井がMVPになってワールドシリーズを制覇。少しだけ救われた気分になったのも事実です。
■クリーブランドとNYで食事
松井とは何度か対戦しましたが、同じア・リーグでも地区が違うので顔を合わせる機会はそう多くなかった。クリーブランドとニューヨークで1回ずつ食事をしたくらいでしたね。
メジャーの日本人選手で僕が最も親しかった選手といえば、04年のアテネ五輪で一緒に戦った黒田博樹。次回は彼との話をしましょう。
(つづく)