久保建英3試合連続スタメンも…突き付けられた最重要課題

公開日: 更新日:

 欧州リーグ(EL)でビジャレアルが、アゼルバイジャンのカラバフと対戦(日本時間30日午前3時開始)。3―1のスコアで順当勝ちした。

 公式戦3試合連続スタメンの日本代表MF久保建英(19)は、左サイドMFとしてプレー。前半は<消えている時間>が目に付いたが、後半になると右サイドMFのFWチュクウェゼと頻繁にポジションを入れ替え、カラバフDF陣を手玉に取ってスペインメディアから「後半になると解き放たれた。クボがボールを持つと風景が変わる」と絶賛された。しかし、なかなか<結果が付いてこない>のが、久保のウイークポイントである。

 試合はスコアレスで後半30分を迎え、そこでビジャレアルのエメリ監督は<3選手同時交代>を決断。久保に見切りをつけてエースFWパコ・アルカセルをピッチ内に送った。試合が動いた。

 カラバフが同33分に先制すると2分後、ビジャレアルのMFピノ・サントスが同点弾。同40分と同51分にはパコ・アルカセルが連続ゴールを決めて逃げ切った。結局、3点とも後半30分から途中出場した選手がゲット。久保は好パフォーマンスを披露したとはいえ、欧州で攻撃系の選手は流麗なプレーよりも、ゴールとアシストをどれだけ残したか、によって評価が大きく変わる。より貪欲にゴールとアシストにこだわっていく――。今の久保に必要な最重要課題を突き付けられた格好である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース