虎2位なら矢野続投でシャンシャン? 来季も巨人に苦戦必至
ライバル5球団は惨敗である。
30日、巨人が独走でリーグ2連覇を達成した。巨人は今オフ、エースの菅野がメジャー移籍する可能性があるものの、来季も巨人の優位は変わりそうにない。
「最大のライバルであるべき阪神に上がり目がないでしょうから」と嘆くのは、阪神OBである。
「ドラフトでは目玉選手の佐藤(近大)の1位指名に成功しましたが、12球団ワーストの80失策と課題の守備は、30日のDeNA戦でも失策にはならなかったものの、遊撃の木浪が平凡な併殺打を取り損ねるなど、基本の『キ』すら徹底されていない。矢野監督の場当たり的な采配も相変わらずです。その上、コロナ騒動を起こしたにも関わらず、お咎めナシで来季も続投させる方針ですからね。このまま2位で終われば格好はつくし、選手の年俸もさほど上げる必要はない。『佐藤も取れたし、とりあえず2位で終われて良かった』と、シャンシャンと手締めをして終わりでしょう。しかも、このオフ、これといった補強策が聞こえてくるわけでもない。コロナ禍で大減収になるため、藤川、福留、能見が退団するなど、人件費のカットに躍起になっていますが……」
何より、矢野監督では巨人に勝てないことは、この2年でハッキリした。来年も、原巨人に子供のようにあしらわれるだけだ。このまま矢野監督を続投させるというなら、阪神は巨人に勝つ気がない、と言っているのと同じことではないか。