中日・大野雄大は残留決定! 巨人は2年連続FA大惨敗の痛恨

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「菅野の代役なんて誰にでも務まるものではない。ただ、今年のセでは唯一、大野雄が張り合える投手で、巨人中日の3年10億円超という契約より、はるかに好条件を準備していたようです。巨人は昨オフのFA戦線でも美馬(ロッテ)、鈴木(楽天)の2人を取り逃がし、赤っ恥をかいている。今回こそ大枚をはたいてでも獲得したい投手だったのですが……」(球界関係者)

 中日は来季に向けて投手陣が固まりつつある。今季は大野雄の他にも、福谷、勝野、ロドリゲスらで先発ローテーションを回し、柳、小笠原、梅津らも控える。救援陣は福、祖父江、R・マルティネスによる勝ちパターンは鉄壁。リーグV2の巨人に対抗できる戦力になりつつある。それだけに、この“敗退”は痛いのではないか。

 大野雄だけではない。野手の目玉候補として、FA権を持つ「トリプルスリー3度」のヤクルト山田哲人(28)も調査していたが、「今季の山田は上半身のコンディション不良を抱え、欠場する試合もあった。打率・254と不振にあえいでいることもあって、FA権を行使するかは微妙な情勢。宣言しても、ソフトバンクが有利との見方が球界では大勢です」と前出の関係者は言う。

 方向転換し、ヤクルト・小川、西武・増田らの獲得に乗り出す可能性はあるが、本命2人はまたも取り逃がすことになり、FA戦線は2年連続で大惨敗になりそうである。

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