中日・大野雄大は残留決定! 巨人は2年連続FA大惨敗の痛恨

公開日: 更新日:

 中日のエース大野雄大(32)が残留を決めたことが、10日までに分かった。

 今年7月に国内FA権を取得。昨オフは球団に複数年契約を提示されたものの、年俸1億3000万円の1年契約を選択していた。この日までに行われた下交渉で、今回は3年総額10億円超という異例の大型契約で残留を要請され、誠意に応じた形となった。

 8年ぶりのAクラスとなったチームを牽引した。先月29日の阪神戦で連続イニング無失点は45回でストップしたものの、防御率1・82、148奪三振はいずれもリーグトップ。5年ぶりの2ケタ勝利となる11勝(6敗)を挙げ、10完投6完封。開幕13連勝をマークした巨人・菅野と激しく沢村賞を争っている。

■巨人は昨オフも美馬と鈴木を取り逃がす

 一方、水面下で獲得調査を行っていたとされる巨人にとっては、まさに痛恨の残留だ。今オフは菅野がポスティングによるメジャーリーグ移籍の可能性がある。絶対エースの後釜として大野雄に白羽の矢を立て、「このオフの目玉補強」と位置付けていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇