柔道“五輪前哨戦”実施発表…国際大会再開は日本に吉か凶か

公開日: 更新日:

 さらに、今年は多くの大会が中止になり、各国連盟の財政事情が悪化。政府やスポンサー企業の資金援助も得られず、大会への派遣費用を捻出できない国もあり、自腹を切って参加しなければならない選手もいることから、各階級とも欧州のトップ選手がマスターズへの参加を見送る可能性もあるという。

 日本勢はライバルとの対戦を回避すれば、相手に手の内を知られなくて済む半面、大会の映像を分析した海外勢に丸裸にされかねない。

 五輪の前哨戦は結果よりも、海外勢との試合勘を取り戻すことに主眼を置いた方が得策だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…