虎ドラ1佐藤はコロナ禍が追い風に 自粛ムードでストレス減
「例年とは違い、コロナ禍によって報道陣の取材に規制がかかっている。取材できるエリアは限定され、佐藤が取材対応する回数や時間も減るかもしれません。佐藤本人も基本的に寮や宿舎に缶詰め状態になるでしょう。阪神は昨年、選手、スタッフから大量のコロナ感染者を出し、内規違反の会食も問題になった。時に息が詰まることはあるかもしれませんが、ヘタに外出してトラブルに巻き込まれる心配はない」
■250人のサイン会
さらに阪神はキャンプ期間中、コロナ対策としてファンの入場制限を設けることを決定。一、二軍の球場ともに1日1000人を上限とし、インターネットによる事前予約や一定の申込金が必要になるという。前出のOBが言う。
「観覧できる場所もスタンドに限定され、サイン会も自粛となる見通しです。阪神の一軍キャンプは例年、多い時で2万人近い観客が沖縄の宜野座球場に押し寄せる。藤浪は入団1年目の13年キャンプで即席サイン会を行い、約250人ものファンに対応しています。佐藤自身、思うようにファンサービスができないもどかしさはあるでしょうけど、その分、野球に専念しやすいかもしれません」
コロナ対策が佐藤の活躍を後押しするというなら、ファンも納得せざるを得ないか……。