ソフトバンク・小久保ヘッド「ポスト柳田」育成に四苦八苦

公開日: 更新日:

 昨年は高卒6年目の栗原(24)や育成出身の韋駄天男・周東(24)がレギュラーの足掛かりをつくったが、柳田や松田のような中軸を担える和製大砲候補は意外と少ない。王会長が目をかける育成出身のリチャード(21)ら、ごく少数。昨秋ドラフトで1位入札した佐藤輝明(近大→阪神)をはじめ、2017年の清宮幸太郎(早実→日本ハム)ら将来の大砲候補を1巡目指名しながら、クジを外し続けているのが響いているのだ。

 昨秋は佐藤の外れ1位で高校通算50本塁打の井上(花咲徳栄)を指名したが、高卒新人だけに時間を要する。

 小久保ヘッドはこの日、若手に対し、「なんとなくやっているように感じる」と奮起を促した。かつて練習の虫といわれ、ホークスの4番を担い続けた当時は、井口や城島ら能力も意識も高い選手がレギュラーを張っていた。今の若手には物足りなさを感じるのだろう。選手の意識改革も含め、小久保ヘッドは課題が山積みだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    悠仁さま「進学に向けた勉学の大切な時期」でも続く秋篠宮家と宮内庁の軋轢

  2. 2

    初V京都国際の《正体》と《左腕王国の秘密》…野球部“以外”の男子生徒わずか12人

  3. 3

    山陰まで及ぶ大阪桐蔭・西谷監督のスカウト活動範囲…《最新車で乗り付けてきた》の声も

  4. 4

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  5. 5

    目黒蓮をCMに再起用したコーセーにSnow Manファン大暴走 佐久間大介も別問題でファンに苦言

  1. 6

    「Snow Man=めめ以外は演技下手」定着のリスク…旧ジャニのマルチ売りに見えてきた限界

  2. 7

    もはや任意じゃなくて強制…12月2日のマイナ保険証一本化に向けて強まる国民への包囲網

  3. 8

    離職後、定年後は何をしたい? 第2位「まだ考えていない」…では第1位は?

  4. 9

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  5. 10

    "キムタク神話崩壊"へ秒読み…通算3作目ソロアルバムが1stから56%ダウンの惨憺