巨人の対抗馬は阪神ではなく広島 “新戦力”で問題点が解決
「栗林は変化球のレベルも高く、大道の直球は球威と伸びが特筆もので力で打者をねじ伏せられる。左の森浦は球の出どころが見づらいフォームで、腕の振りが速く球種が判別しにくい。新外国人打者のクロンのパワーも脅威。キャンプの対外試合では結果が出なかったけど(22打数2安打、打率・091)、打撃フォームにクセがなく慣れてくれば数字がついてきそう。今年の広島の新戦力は当たりでしょう」(前出のスコアラー)
リーグ3連覇を果たして以降、2年連続でBクラスに沈んでいる広島。“海のものとも山のものとも”の新戦力に命運を託さざるを得ないというのは苦しいが、「大穴」の資格はありそうだ。