侍J1次メンバー185人の大袈裟…最終24人の選出は6月下旬

公開日: 更新日:

 NPBは9日、東京五輪に出場する侍ジャパンの1次メンバーをJOCに提出したと発表した。「出場の可能性がある選手はすべてリストに入れた」と稲葉監督が説明したように、その人数は実に185人。平均すれば1球団当たり約15人となり、一軍メンバーの半数が名簿に書き込まれたことになる。

 ここまでの大人数になったのは、コロナ禍で先行きが見えないだけでなく、選考にあたって重要な国際試合が本番までに行われないことも影響しているのだろうが、それにしても多すぎやしないか。

 実際に本番で日の丸ユニホームに袖を通せるのは24人。中日の大野、広島の鈴木ら2019年のプレミア12のメンバーが軸になるとみられている。

「ただでさえ大枠が決まっている上に、ソフトバンクの柳田ら、『プレミア12』を故障などで辞退した大物選手も控えている。当然、復帰した楽天の田中将も含まれる。若手成長株のヤクルト村上でさえ、ギリギリ入れるかどうかでしょう」(放送関係者)

 最終24人の選出は6月下旬。いくら1次候補入りしても、開幕からよほどアピールをしない限り、五輪出場の余地はなさそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇