大谷3試合ぶり自己最長143m17号も 四球増は球宴までの辛抱
大リーグ公式サイトによれば、エ軍打者による2試合連続3四球は93年チリ・デービス以来28年ぶり。マドン監督は「超一流の打者たちが歩かされるのは何度も見てきた。相手投手はストライクを投げたくないのだろう」と説明。「ショウヘイはよく我慢している」とボール球に手を出さない姿勢を評価したが、大谷が打席で辛抱するのは球宴(7月14日=コロラド州デンバー)明けまでか。
指揮官によれば、患部の回復が順調なら、トラウトはオールスター明けとなる7月17日のマリナーズ戦から復帰する見込み。エ軍は球宴までの約1カ月間、ロイヤルズ(228個=ア・リーグ2位)、タイガース(209個=同4位)、レッドソックス(208個=同5位)など、総四球の多いチームとの対戦が控えている。
今日の試合はマルチヒットだった大谷だが、ボール球に手を出してフォームを崩さないためにも、しばらくは辛抱が必要だ。