【男子サッカー】“手負い”南アに大苦戦辛勝…森保Jの青写真一転、次戦メキシコの脅威を釜本氏が解説

公開日: 更新日:

 0―0で迎えた後半の立ち上がり2分。スペインでプレーする背番号10のMFライネスがクロスを送り、これをFWベガがヘディングで先制。同10分にはMFコルドバが2点目をゲットした。

 同24分にフランスがPKで1点を返したが、終盤にメキシコが選手層の厚さを見せ付けた。同28分に交代出場したFWアントゥナがゴール。終了間際には同じく途中出場のFWアギーレがゴールを叩き込み、フランスの息の根を止めたのである。

 メキシコは登録22選手中、18人がA代表を経験している。オーバーエージ(OA)枠の36歳GKオチョアは、長らくA代表の守護神として屋台骨を支え、この日も好セーブを連発して圧倒的な存在感を見せ付けた。

「ライネス以外は全員が国内組。若手たちは五輪などメジャー大会で活躍し、欧州5大リーグに売り込みたいというモチベーションも高い。フランス戦の勝利でA組を1位で通過するチャンスも出てきたことで2戦目の日本戦も、目の色を変えてファイトしてくるだろう。日本は、よほど気を引き締めてメキシコ戦に臨まないと痛い目に遭いかねない」(釜本氏)

 メキシコは2012年ロンドン五輪で金メダルを獲得している。難敵との試合は、25日午後8時キックオフである――。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…