大谷翔平リアル二刀流で先制44号弾も投手では2敗目 エ軍首脳陣の思惑は「本塁打王争い」専念
今オフの補強にもよるが、来季も大谷はローテの軸になる。ただでさえ二刀流はフィジカルへの負担が大きいだけに、指揮官は故障のリスクを考慮し、これ以上マウンドに上げるのは得策でないと判断しているそうだ。
ア・リーグ本塁打王争いは11日現在、44本塁打でトップの大谷を、ロイヤルズ・ぺレス捕手(31)、ブルージェイズ・ゲレーロJr.内野手(22)のライバル2人が2本差で追う三つ巴の状況だ。本塁打王のタイトルはア・リーグMVP選考条件にも関わってくる。大谷にMVPを取らせたいエ軍としてはタイトル獲得でその座を揺るぎないものにしたい思惑もあるのだ。
今季のエ軍は9日を最後にDH制が使えないナ・リーグ本拠地でのインターリーグが終了した。大谷は来月4日のレギュラーシーズン最終戦まで、残り試合全てにDHで打席に立つことが可能となった。
大谷は投手部門でのタイトル争いには絡んでいないだけに、狙いをホームランキングに絞った方がよさそうだ。