楽天は“天敵”佐々木朗希に戦々恐々…ロッテはCS第1ステージでいつ先発させる?
ロッテには絶対的なエースがいない。今季2ケタ勝利したのは10勝4敗の左腕小島のみ。特に投手力がモノをいう短期決戦では無視できない要素だ。
しかし、高卒2年目の佐々木朗希(19)が後半戦で頭角を現した。もっか3勝2敗、防御率2.27。特に10月に入ってからは3試合で同0.47と驚異的な数字を残している。そんな佐々木を警戒しているのが、CS第1ステージで対戦する楽天だろう。対戦成績は3戦1敗、防御率1.35。QS(クオリティースタート)も2度、許している。まさに天敵だ。
その佐々木がいつ投げてくるのかもわからない。仮にロッテに優勝の目が残っていれば、30日の本拠地最終戦での先発が予定されていた。その場合はCS初戦の11月6日に中6日で投げられた。それも優勝を逃したことで変わる可能性がある。
「『こいつで負けたら仕方ない』という絶対的エースがいれば、問答無用でCS初戦の先発でしょう。そうしたエースがいないのだから、後は相性の問題になる。勝ち星が最も計算できる投手が初戦というのが定番だが、逆に連敗を避けるために2戦目にもってくるケースもある」(楽天OB)