「LPGAツアーにはプロテストがありません」
そして85位タイまでがセカンドステージに進みます。
会場は米フロリダ州のプランテーションGCに移り、10月半ばに200人以上が出場します。そこで45位タイ(今年からのルールで前回までは20人程度)までに入ると11月末から行われるQシリーズ(最終クオリファイ)にコマを進めます。
■お金を使うことはほとんどありません
Qシリーズは4日間プレー、3日間空けて、また4日間プレー。2週間で合計8ラウンドの戦いになります。私が受けた2018年は米ノースカロライナ州のパインハーストGCのナンバー6とナンバー7で行われ、翌19年はナンバー6、ナンバー9が会場でした。6ラウンド終了時にカットがあり、45位タイまでに入れば晴れてツアーカードがもらえます。
18年は36位、19年は16位でした。20位までに入ると最初のリシャッフルまでほとんどの試合に出場できます。
QTエントリーフィは、Qシリーズまで進むと合計5000ドル(約57万円)。プレーフィも練習ラウンドフィや軽いスナックも用意されて、ゴルフ場でお金を使うことはほとんどありません。
日本のプロテストは第1次予選4万円、第2次予選6万円、最終プロテストが10万円。加えてQTのエントリーフィが1次4万円、ファイナル5万円、それに練習ラウンド代など合わせると費用はざっと60万円ぐらいかかります。