大谷翔平“正妻と別居”の非常事態でも影響なし! 元マ軍敏腕捕手に導かれ“白星量産”もあり得る
大谷翔平(27)のエンゼルスが非常事態に陥っている。
ここにきて、正捕手マックス・スタッシ(31)、2番手捕手カート・スズキ(38)の2人が揃って10日間の負傷者リスト(IL)入り。球団は故障などの詳細を明らかにしていないものの、地元メディアなどの報道を総合すると、MLBの新型コロナウイルス規定に抵触したのだという。
とはいえ、ダメージになるとは限らない。スタッシ、スズキに代わって3Aソルトレークからチャド・ウォラック(30)、オースティン・ロマイン(33)の2人が昇格。レイズ3連戦初戦(10日)から、ウォラックがスタメンマスクをかぶって自軍投手陣を牽引しているからだ。11日には新人左腕デトマーズ(22)とバッテリーを組み、単独では今季両リーグを通じて初のノーノー(無安打無得点)を達成。若手左腕を低めを中心に巧みにリードしたのに加えて2年ぶりの一発を放って、2012年5月のジェレッド・ウィーバー以来、球団11人目(単独)の偉業をサポートした。
ウォラックは昨年8月にドジャースから移籍。昨季途中まで所属したマーリンズ時代は当初、控え捕手の扱いながら20年のシーズン終盤に正捕手の座を掴み、17年ぶりのポストシーズン進出に貢献した。ワイルドカードゲーム、地区シリーズでは5試合全てにスタメン出場した。14年を最後にポストシーズンから遠ざかっているエ軍では数少ない優勝争いの経験がある貴重な存在だ。