亜大が全日本大学野球選手権V エース青山美夏人がドラフト1位候補に急浮上!
「青山は今春のリーグ戦でも6勝を挙げてMVP。この日も粘りの投球で投げ切ったように、コントロールがいいから試合を作れる。亜大OBの東浜(ソフトバンク)や九里(広島)が武器にしている『亜細亜ボール』といわれる2シーム系の球がいい。今年は全体的に目玉候補がいないため、この春の活躍で1位候補に浮上したといっていいでしょう」
田中幹は身長166センチ、66キロで50メートル5秒9の俊足。前出のスカウトは、
「小柄ですが、遊撃、二塁の守備力と走力はすぐにでもプロで通用する。昨年夏に発症した難病の『潰瘍性大腸炎』の影響で入退院を繰り返した影響で、社会人入りの可能性もあるようです。もしプロ志望届を出すようなら、2位、もしくは1位で指名される可能性もあるでしょう」と太鼓判を推す。
最後に松本はどうか。
「亜大の生田監督が『素材はナンバーワン。高橋遥人(阪神)より上』とまで言う左腕。こちらも志望届を出せば、各球団の候補に入ってくるでしょう」(同前)
20年ぶりの優勝で3人の候補がプロの評価を上げたようだ。