ソフトバンクが波に乗れない本当の理由…得意の交流戦で凡ミス目立ち貯金増やせず
もっかリーグ2位で貯金8。6月は4勝7敗と交流戦で足踏みをしていたのは事実だ。
前出の飯田氏が言う。
「ソフトバンクは主軸の柳田(33)の不調(打率.253、7本塁打、32打点)が、チームの成績とリンクしている。出塁率は.340でも、柳田に求められているのは打点。彼が打つと打たないとでは、チームの盛り上がり、勢いはまったく違ってきますからね。柳田は踏み出した右足に体重を移動させてから打つフォーム。年齢と共にその感覚にズレが出てきて、現在の不調につながっているのでしょう。本人もそれに気付いているからか、『自分に合うフォームはないか』と試合で試しながらマイナーチェンジを図っている」
飯田氏は「柳田のことなので、いつかは復調する」と話すが、その時期がいつになるか。ソフトバンクにとっては死活問題だ。