世界ランキングへの配転変更…国内男子プロは海外に目を向けるしかない
これまで日本ツアーで優勝すれば最低でも16ポイント獲得できましたが、大きく減って7.61ポイントです。単純計算で2勝しても以前の1勝分のポイントも得られません。
■難しくなった国内でのランクアップ
その一方で先週はPGAツアー「BMW選手権」優勝が50.58ポイント、米下部コーンフェリーツアー優勝が20.13ポイント。世界との差は広がるばかりです。
もはや国内に試合が増えるのを待つのではなく、ランキングを上げるために男子プロは海外に目を向けるしかありません。
桂川有人がシンガポールオープン2位資格で全英オープンの出場切符を手に入れ、ミズノオープンで上位に食い込めばメジャーへの道が開けます。
「海外に挑戦しろ」と檄を飛ばしても、チャンスは少なく経費もかかる。ツアーに閉塞感が漂いますが、道は自ら切り開くしかありません。男子プロには一層の奮起を期待したいものです。
PGAツアーはプレーオフ2戦目が終わり、松山英樹が9年連続で最終戦「ツアー選手権」出場を決めました。猛練習のたまものであり、スゴイの一言です。