移籍1年目・藤浪の教育係か…捕手マニー・ピーニャのベテランの堅守と献身的サポート

公開日: 更新日:

「ここ数年は故障がちとはいえ、パフォーマンスの低下は一切、感じさせません。肩の強さは衰えを知らず、ピーニャがマスクをかぶると、盗塁を自重するチームは少なくない。捕手としての守備力が安定しているピーニャとバッテリーを組めば、渡米1年目の藤浪にはプラスとなるのではないか」

 今オフ、正捕手マーフィーをブレーブスに放出したのは、ア軍フロントがピーニャの守備力と献身的な姿勢を評価したからだといわれる。

「陽気な性格でチーム内の信望も厚い。若手野手や投手の兄貴分的存在で、ブルワーズ時代のクラブハウスはピーニャを中心に輪ができたほど。時にはチームの士気を高めるため、十八番であるイーグルスの『ホテル・カリフォルニア』を熱唱するなど、ムードメーカーとしての役割も率先してこなしてきた。自分がマスクをかぶらない試合でもイニング間にはバッテリーにアドバイスを惜しまず、水やタオルなどを用意する気遣いも忘れない」(米放送関係者)

 移籍1年目ながら若手主体のア軍ではクラブハウスリーダーとして藤浪の教育係も務めそうだ。 (おわり)

【連載】アスレチックス藤浪晋太郎 生かすか殺すかこの3人

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭