W-TK株式会社社長 山本徹矢(3)起業準備の人脈づくりに奔走して本業を「クビ」に

公開日: 更新日:

 その一方で、起業準備として人脈づくりに奔走した。元プロ野球選手の肩書を生かし、あちこちの社交場に顔を出した。

「そのうち西麻布でバーを経営している方が僕のことを気に入ってくれて。起業家などが来店すると、盛り上げ役として僕を呼んでくれるようになった。だいたい週6日、朝5時ごろまで通い続けました。お酒の場は得意でしたが、さすがにグロッギー(笑)。仕事にも支障が出てしまい……。実質クビのような形で退職しました」

 しかし、身を削って社交場に顔を出したことが、後に実を結んだ。西麻布で知り合ったある社長がある仕事を紹介してくれたのだ。 =つづく

▽山本徹矢(やまもと・てつや) 1990年6月6日、兵庫県高砂市生まれ。神戸国際大付高(兵庫)から、2008年ドラフト5位でロッテに入団。13年に引退。プロ通算11試合、0勝0敗、防御率5.63。テレビの番組制作会社に就職後、NHKの関連会社への転職を経て、20年、人材派遣会社「W-TK株式会社」を立ち上げた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  3. 3

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  4. 4

    田中圭が『悪者』で永野芽郁“二股不倫”騒動はおしまいか? 家族を裏切った重い代償

  5. 5

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  1. 6

    永野芽郁「二股不倫報道」の波紋…ベッキー&唐田えりかと同じ道をたどってしまうのか?

  2. 7

    レベル、人気の低下著しい国内男子ツアーの情けなさ…注目の前澤杯で女子プロの引き立て役に

  3. 8

    芳根京子《昭和新婚ラブコメ》はトップクラスの高評価!「話題性」「考察」なしの“スローなドラマ”が人気の背景

  4. 9

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  5. 10

    大阪万博会場は緊急避難時にパニック必至! 致命的デザイン欠陥で露呈した危機管理の脆弱さ