中日・高橋宏斗も自主トレ後に山本由伸“ウリふたつ”…フォーム変化に各球団が戦々恐々
中日の立浪監督から苦言を呈されたのが3年目の高橋宏斗(20)。
沖縄・北谷キャンプのブルペンで、2年連続沢村賞の山本由伸(24=オリックス)にウリふたつのフォームで投球練習をしていたからだ。
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「山本投手と自主トレに行って、帰ってから明らかにフォームが変わっているんでね。彼(山本)の良いところと、高橋の良いところがあるわけで、全部が全部、一緒にしようとするとおかしくなるんで、そういう話は(高橋宏に)しました」とは立浪監督だ。
高橋宏は昨年12月から2カ月間、山本と自主トレをしてきた。山本のフォームだけでなく、やり投げの動作で投てき物を投げる独特の練習法まで取り入れている。
立浪監督は「合う、合わないがあるので、そのあたりの選択肢を考えてやっている段階。心配はしていない」とも話しているが、キャンプの段階とはいえ、期待の若手成長株がこれまでとまったく違う投球フォームで投げていたのだから困惑しきりだろう。