【insane contract】大谷へのオファーは「正気の沙汰でない契約」
“insane”は、2021年5月の全国紙「USATODAY」の記事の見出しにもあった。
「大谷のINSANESEASONは他のスポーツ選手を吹き飛ばしている」
その時点で大谷は14本塁打とハイペースで一発を量産していた。この場合の“insane”は「信じられない」という意味。このように、ポジティブな表現でも使われ、米国人の日常会話では「That's insane!」「That's crazy!」とのスラングが頻繁に出てくる。「すごい!」「あり得ない!」、日本的に言えば「ヤバい!」だ。クリスマスセールのシーズンでは、米国の百貨店に「insane price!」の張り紙がされる。「価格破壊!」とうたい、客の購買欲をあおっている。