朝から晩まで続くWBC狂騒の薄気味悪さ…異様な同調圧力、コメンテーター“ヨイショ”一辺倒

公開日: 更新日:

「日本代表の奮闘には敬意を表しますが、大会期間中とその後の報道には辟易しました。特にテレビのワイドショーは、この国のニュースはWBCしかないという様相。そういうメディアに毒され、WBCに批判的な見方を示したり、興味がないと言おうものなら、非国民扱いでしょ。現にSNSでは、そう発信した人たちが袋叩きにあい、炎上している。まさに同調圧力。異常としか言いようがありません」

 こう言うのは、スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏だ。

■大会終わって10日以上経っても変わらず

 WBCで日本代表が世界一になってからというもの、メディアの話題はそれ一色。大会が終わって10日以上が経った今もそれは変わらない。

 2日午前のTBS系の情報バラエティー番組でもWBCと大谷翔平の特集を延々と放送し、司会を務める爆笑問題太田光が「この番組は来週から『プロ野球ニュース』にタイトルを変えた方がいい。野球のことしかやっていないんだから」と自虐的に言うほどだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇