ツインズ・前田健太5回2失点の粘投むなしく5敗目 目前の“完全復活”に広島ファンはやきもき?
ツインズ・前田健太(35)が日本時間29日、敵地アトランタでのブレーブス戦に登板。5回を5安打2失点で5敗目(1勝)を喫した。
前田は両リーグトップのチーム本塁打数(147)、ナ・リーグ最多の総得点(441)と強打のブレーブス打線を相手に試合をつくったが、味方の援護に恵まれなかった。
5回無失点で今季初勝利を挙げた前回24日のタイガース戦に続く好投。バルデリ監督が試合後「我々が期待していることを全てやってくれた」と満足そうに話した通り、右肘手術からの完全復活を目指すベテラン右腕の評価は高まりそうだ。
安定した制球力が売りの前田は大崩れが少ないタイプ。ローテーションの3番手を任せられるだけに、毎年のように他球団からトレードの打診が絶えなかった。8年契約が満了する今季終了後にはFAとなり、完全復活を果たせば、先発投手の目玉の一人に浮上するとみられている。
本人もメジャー残留を希望しているといわれるが、前田を巡っては古巣の広島ファンから復帰を望む声も少なくないという。