若元春は大関とり消滅、大栄翔と豊昇龍も崖っぷち…そして関脇三人衆を待つ星の潰し合い
すでに13日目のきょう21日は大栄翔-若元春戦が組まれており、14、15日目も関脇同士の対戦が予想される。大栄翔と豊昇龍、1つも負けられない両者が激突した時点で、どちらか1人は今場所での大関とりは失敗。若元春にしても、残り3日間で2勝以上しなければ2ケタ勝利には届かないのだから余裕はない。
場所前は「3人同時大関昇進なら史上初!」と盛り上がったものの、フタを開ければ序盤の取りこぼしがボディーブローのように響き、新大関が1人でも出れば御の字という有様。それどころか、2ケタ勝利に届かず、大関とりはイチから出直し……となってもおかしくない。
決して楽ではない「3場所33勝」のハードル。誰かひとりでも乗り越えてくれれば、大相撲も盛り上がるのだが……。